DeNA 先発ジャクソンは来日2勝目ならず 「鬼門」の初回は突破も… 6回途中1失点で降板
◇セ・リーグ DeNA―阪神(2024年4月23日 横浜) DeNA先発の新助っ人アンドレ・ジャクソン投手が、来日4試合目で初めて初回を無失点に抑えた。 来日初登板初勝利を挙げた阪神と2度目の対戦。初回、いきなり近本に遊撃内野安打を許した。この走者は二盗失敗で1アウトとなったが、2死後に森下、大山の連打で一、三塁。最後は佐藤輝を空振り三振に仕留め、29球を要して3安打を許しながら何とか無失点に抑えた。 ジャクソンはこれまで2日の阪神戦(1失点)、9日の中日戦(1失点)、16日の広島戦(3失点)と、3試合連続で初回に失点。三浦監督は試合前に「ボール先行で、なかなか自分のペースで投げることができていない。早く自分のペースで投げられるようにしてほしい」と話していた。 その後は荒れ球も奏功して5回まで4安打無失点で6奪三振。しかし勝利投手の権利を得た直後の6回、1死一塁から森下に左翼線二塁打。左翼手・楠本の送球エラーが絡んで1―1の同点とされ、ここでマウンドを降りた。 今季2勝目は手にできなかった。