シクラメン出荷が最盛期 砺波
冬の鉢花として人気のシクラメンの出荷が、産地の砺波市で最盛期を迎えている。約5万株を育てる松浦園芸の栽培温室では28日、従業員が赤や白、ピンクなど、色鮮やかに咲いた鉢の仕分け作業に追われた。 代表の松浦耕平さん(42)は「寒さが増す中、部屋で明るい色の花を眺めて心も体もほっこりしてほしい」と話した。出荷は12月中旬ごろまで続く。 ●県西部、土砂災害に警戒 28日の県内は、寒気や湿った空気の影響で雨が降り、24時間降水量は氷見市で51ミリ、富山市中心部で22ミリとなった。富山地方気象台は高岡市と氷見市に大雨警報(土砂災害)を出し、県西部では29日昼前まで土砂災害に警戒するよう呼び掛けた。