ラツィオ、3バックのトゥドール新体制で注目集まる鎌田大地…伊記者の質問に指揮官の答えは?MFに求められる特徴とは | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオの新指揮官イゴール・トゥドール監督が23日、就任会見に出席して意気込みを語ったほか、MF鎌田大地に関する質問に答えた。 【動画】永遠の都で奮闘続く日本屈指のテクニシャン!【日本代表|鎌田大地(ラツィオ)タッチ集】
セリエA第28節のウディネーゼ戦で公式戦4連敗を喫すると、2021年夏から指揮官を務めていたマウリツィオ・サッリが電撃辞任したラツィオ。後任として9位のチームの再建を目指して2025年6月末までの契約を結んだ元マルセイユ指揮官のイゴール・トゥドールが23日、監督就任会見に出席して意欲を示した。 「ラツィオは重要なチームだ。ラツィオへやって来たくない指揮官は世界中でほとんどいないだろう。正当化する理由などない。ラツィオだから引き受けた。それにこのクラブにおいては、指揮官が重要だ。共にプロジェクトを作り上げることが本当にできる。ここへ来れば、良い仕事ができる。その支えもある」 4-3-3を敷いてきたサッリとは異なり、3バックを好むトゥドール。45歳のクロアチア人指揮官が戦術の変更に関して見解を示した。 「戦術については、やりながら検討していきたい。見て判断する必要がある。監督は常にそのプレースタイルに適した選手を望むものだが、クラブと共に急いで検討を行うが、夏に補強を行うことがあるかもしれない。しかしその前に、この2か月間をしっかりやっていかなければならない。コッパ・イタリアもある」 そんな中、トゥドール新体制下で注目を集めているのがMF鎌田大地だ。元フランクフルトMFは昨夏、セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの後釜としてラツィオに加入したが、マテオ・ゲンドゥージらとのポジション争いに敗れ、サッリ指揮下でベンチを温める日々が続いた。指揮官がトゥドールに交代したことで、転機は訪れるのだろうか。イタリアメディア『ANSA』のジャコモ・ロッセッティ記者が記者会見の場でクロアチア人指揮官に質問を投げかけた。 「フランクフルトでの4年間で40ゴール33アシストをマークしたカマダが適応できずにいるのはシステムの影響であるとしたら、新システムの下、彼はより良いパフォーマンスを発揮できると考えているか」