ラツィオ、3バックのトゥドール新体制で注目集まる鎌田大地…伊記者の質問に指揮官の答えは?MFに求められる特徴とは | セリエA
ラツィオ新指揮官が中盤の選手に求めるものとは
するとトゥドールが自身の考えを明かした。鎌田の適応に関しては、システムだけでなく、プレースタイルへの適性も影響すると主張している。 「選手がそのプレースタイルに適しているかどうかは、システムに限らず、プレースタイルの影響もあるだろう。プレースタイルとシステムは大きく異なる2つの要素だ。それに新指揮官がやって来れば、カルチョの種類だけでなく、トレーニング方法やプレーに関しても、新たなものがもたらされるものだ。ただ、私は選手全員をしっかり評価しなければならないので、個々の選手についての話は控えたい」 さらにラツィオの新指揮官は、自身が好む3-4-2-1の中盤でプレーする選手たちに求める特徴にも言及。「チャンスメイクに関わったり、インターセプトしたり、攻守両面におけるすべての特徴が求められる。つまり攻守両面をこなせて戦術頭脳を持った万能な選手が必要だ」と語った。 また、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は24日、ラツィオ女子チームの試合終了後、インタビューに応じてトゥドールに期待を寄せた。『Corriere dello Sport』が伝えている。 「私の選択は計画的なものではなく、緊急事態が起きたためだが、慎重に決断を下した。満足しているし、確信を持っている。カルチョにおいて必要なアメと鞭となる決意を持った意志の強い指揮官を選択した。性格的にも、プロとしても、技術戦術面においても、適切な指揮官であると考えている。チームが自らの武器やポテンシャルに対する自信を取り戻せるような環境を作り出せるはずだ」