《栗東》札幌記念10着ドゥラエレーデ（池添、牡4）は、北村友騎手を背にCWコースで単走。抜群の行きっぷりで6ハロン78秒6－11秒9の自己ベストをマークした。池添調教師は「全体時計は速くなったけど、しっかりやりたかったのでいいと思います。このひと追いで中身が変わってくれれば。前走はタイトな間隔が厳しかったですね。どんな競馬場でも走る馬なので、舞台は気にしていません」と力を込めた。 シリウスS10着ハピ（大久保、牡5）は、ラジオ日本賞1着の僚馬アウトレンジ（牡4）とCWコースで併せ馬。一杯に追われて、内から伸びたハピがクビ差先着した。時計はハピが6ハロン82秒1─11秒2、アウトレンジが同82秒5－11秒3だった。大久保調教師は「（ハピは）併せ馬で切れていましたし、前走の敗戦は気にしなくて良さそうです。力はあるので巻き返してほしいです」と期待を込める。一方、アウトレンジも「よく動けていました。前走は前、前で流れに乗っていいい競馬をしてくれました。重賞でどこまでやれるか楽しみです」と話した。 ジャパンダートクラシック3着サンライズジパング（栗・音無、牡3）は坂路で単走。素軽いフットワークで、4ハロン53秒2－12秒5を計時した。音無調教師は「来週で仕上がると思う。前走で脚をぶつけて腫れていたけど、回復してよかった。チャンピオンズSに出したいので、ここで賞金加算をしてほしい」と語った。