山本舞香&平祐奈&小手伸也、橋本環奈の同級生役 朝ドラ「おむすび」新キャスト7名発表
そのほか、相武が結の担任・桜庭真知子(さくらば・まちこ)役、水間が調理実習担当講師・石渡常次(いしわたり・じょうじ)役、松井は結の姉・相原三花( あいはら・みか/通称:チャンミカ)、結の友人・佐久間菜摘(さくま・なつみ)役を務める。
制作統括を務める宇佐川隆史のコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
【制作統括・宇佐川隆史より】
幼い頃に住んでいた“懐かしい気持ち”と、復興後に初めて訪れる“新たな気持ち”。その両方をもって、結は神戸へと戻ってきます。
ギャルマインドを持った結が、新たな価値観とぶつかり合い、さらに人生を豊かにしていく「再びの神戸」編。個性の豊かさが重要なこの章で、その存在を十二分に発揮できる出演者の皆さんに、光栄にも今回演じて頂くことができました。
結の同級生となる矢吹沙智は、その口ぶりや態度から一見冷淡に見えますが、実は熱い志をもった人物。演じて頂く山本舞香さんは、本当に真っすぐで真摯(しんし)な方。神戸ことばをはじめ、見えない所でたゆまぬ努力をするその姿に感動し、一本気な沙智役を託せてよかったと心から思っています。
一方、生粋のお嬢さま・湯上佳純もまた、大きな理想を持つ人物。平祐奈さんは、普段はものごし柔らかな方ですが、話せばすぐに強い芯を持っていらっしゃることが分かります。平さん自身の姿は、まさに佳純に通じるところがあり、個性の違う結・沙智とのやりとりは、本当に見ていて楽しいです。
そして、同級生でありながら、年齢も性別も経験値も全く違う人物が、小手伸也さん演じる森川学です。「なつぞら」でご一緒した頃から感じていた“愚直”とも言える素敵なお人柄に魅せられ、若い人に囲まれ奮闘する森川役をお願いしました。人は何歳からでも立ち上がれる、という姿を、一緒に見守ってください。
そんな学生たちを見守る先生役を演じるのが、相武紗季さんと水間ロンさん。この“見守る”ということを大切に描いていきます。見守るにもさまざまなやり方があると思います。人が成長する時、何が必要なのか。相武さんには、「まずやってみようよ」という一歩目の大切さを。水間さんには、物事を行う上での大切な基礎を、先生という立場で、“人生の先輩としても演じて頂きます。
新たな出会いもあれば、昔懐かしい出会いも……神戸の旧友の存在です。結の姉・歩の旧友でもあり、神戸のギャル文化を支えるチャンミカ役に、松井玲奈さん。そして結の幼なじみ・佐久間菜摘役には、田畑志真さん。松井さんには、ギャル文化の華やかさと神戸の品格を。田畑さんには、ご自身が持つ天真爛漫さをまさしく体現して頂きます。