鍵山優真、圧巻の首位発進 今季の男子SP世界2位の105・70点「演技に入り込むことができた」【フィギュアNHK杯】
◇8日 フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第4戦 NHK杯(国立代々木競技場) 男子ショートプログラム(SP)は、昨季世界選手権2位の鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=が今季の男子SP世界2位の105・70点で首位発進した。 男子10番滑走の鍵山が圧巻の内容で首位スタート。「周りを見ながら演技に入り込むことができた」と手応えを感じた。 冒頭の4回転サルコーで3・88点という高いGOE(出来栄え点)の加点を獲得。続く4回転―3回転の連続トーループも3点以上の加点とした。 しかし、本人は「108点いきたいと思っていたが、なかなか難しい。4S(4回転サルコー)もGOEが4点台じゃなかったし、スピンもGOEがあまり取れなかった」。2022年北京冬季五輪で記録した自己ベストの108・12点も見えただけに悔しさをのぞかせた。
中日スポーツ