4年目のWEリーグが開幕! 3連覇を目指す“女王”浦和が東京NBに勝利…I神戸はドロー発進/WE第1節
2024-25 SOMPO WEリーグ第1節(開幕節)が14日と15日に行われた。 新シーズンのオープニングマッチとして14日に行われた一戦では、INAC神戸レオネッサとサンフレッチェ広島レジーナが激突した。S広島Rのキックオフで始まった直後、バックパスに猛然とプレスをかけたカルロタ・スアレスがGKのキックをカット。そのまま流し込んでI神戸が先制に成功する。対するS広島Rも、90+1分に自陣からのフリーキックを髙橋美夕紀が頭で合わせて同点弾をマーク。1-1で1ポイントずつを分け合った。 3連覇がかかる三菱重工浦和レッズレディースは、敵地で日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦。12分に細かくボールを繋いで前進し、塩越柚歩のパスを島田芽依が合わせて浦和が先制点を挙げる。52分には左サイドから蹴り込まれたクロスに、藤﨑智子が反応して2点目をゲット。そのまま浦和が逃げ切り、WEリーグ女王が2-0で勝利を収めた。 敵地に乗り込んだジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、マイナビ仙台レディースと対戦。立ち上がりの9分に佐々木美和から先制ゴールを奪われ、リードを許したままハーフタイムに突入する。それでも48分に岸川奈津希の得点で追いつくと、直後の51分には大澤春花の得点で逆転。小川由姫にも追加点が生まれ、3-1で千葉Lが白星発進を飾った。 ホームでノジマステラ神奈川相模原を迎え撃ったセレッソ大阪ヤンマーレディースは、前半終了間際に矢形海優のクロスが相手に当たってゴールイン。49分にはコーナーキックから荻久保優里がダイレクトでネットを揺らし、リードを2点に広げる。その後、築地育に1点を返されたが、85分に高和芹夏が追加点を獲得。C大阪がN相模原を3-1で下した。 AC長野パルセイロ・レディースと対戦したアルビレックス新潟レディースは、15分に滝川結女の得点で幸先よく先制点を奪う。対するAC長野も、85分に伊藤めぐみがPKを決め切り、再びスコアは同点へ。しかし、このまま終了かと思われた89分、下吉優衣のコーナーキックを途中投入された那須野陽向が合わせて勝ち越しに成功。2-1で新潟Lが“信越ダービー”を制した。 アウェイで大宮アルディージャVENTUSと激突したちふれASエルフェン埼玉は、23分に瀬戸口梢の豪快なミドルシュートで均衡を破る。さらに、1点リードで迎えた49分には、コーナーキックの流れから岸みのりが押し込み追加点を記録。後半途中には雷の接近による中断があり、再開明けに大宮Vが1点を返したものの、2-1でEL埼玉が勝利した。 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。