地元産カボチャでハロウィーンのランタン作り 富山県氷見市の触坂地域で交流イベント
富山県氷見市触坂地域の交流イベント「パンプキンワールドカップ」が13日、同市の久目地区交流館で開かれた。同地域の休耕田を再生して育てられたカボチャを使い、家族連れらがハロウィーンのジャック・オ・ランタン作りを楽しむなどイベントを満喫した。 触坂地域の10~50代の有志ら29人でつくるグループ「ふれさかパンプキン愛」(川崎政志代表)が、住民交流やにぎわい創出など中山間地域の活性化を目的に企画し3回目。会場では地元の団体などが押しずしや氷見産のキウイなど飲食の販売ブースを設けた。ハロウィーンのシールペイントコーナーも人気を集めた。 ランタン作りでは、参加者がカボチャの中身をスプーンで取り除いた後、ナイフを使って目や口、リボンなど思い思いの形に表面をくりぬいた。個性豊かに仕上がったランタンは発光ダイオード(LED)でともし、丁寧さや独創性などを審査するコンテストを行った。 家族3人で制作した氷見市柳田の萩原眞ちゃん(5)は「ハートのほっぺを作るのが楽しかった。ニコニコのカボチャができた」と喜んだ。
イベントは氷見高校吹奏楽部のパフォーマンスで開幕。ハロウィーンパーティーとして地元の獅子舞披露やウクレレ演奏など多彩な催しで盛り上がった。