【最終回】世界125ヵ国を周った旅人が100の質問に答えてみた<後編>『旅人マリーシャの世界一周紀行』第371回
10年続いたこの旅コラムもついに最終回! 世界一周のきっかけは「ミステリーハンターになりたかったから!」だった私ですが、まさかこのタイミングで『世界ふしぎ発見!』も終了するとは、やっぱりどこか縁があったんじゃないかって思わずにはいられません!(ないない) 【写真】死ぬ前に最期の旅に出られるなら――? さて、今回は前回に引き続き「旅人に聞きたい100の質問」からセレクトした30問の後編をお届けします!(完全版はマリーシャのYouTubeで公開予定) Q16.旅先での会話は何語? A16.基本はカタコトの英語。南米では唯一ブラジルがポルトガル語で難しかったんですが、カーニバルなど野外アクティビティを見据えて「オンジオバニェイロ(トイレどこですか?)」をめちゃめちゃ練習しました。 他の南米諸国はほぼスペイン語で、必要な用語は旅中に実戦習得。「ドンデスタバーニョ?(トイレはどこですか?)」の他に、「ウンポコ(スペイン語?少しならしゃべれます)」「アグアカリエンテ?(シャワーちゃんとあったかいお湯出るんでしょうね?)」「Wi-Fiビエン?(Wi-Fi良くないと仕事できないんだけど責任取ってくれるんかいオラオラ)」などは高頻度で使いました。 チリの首都サンティアゴで「アスマ(喘息)」が出た時は薬局にて、「キエロパララトスポルファボール!(咳止めください)」と神龍を呼ぶ呪文のように唱えたりも。 第13回「大火事のあった世界遺産・パルパライソでソーラン節を踊る!」 Q17.バックパッカーと言えばインドのイメージあるけどどうだった? A17.三島由紀夫の「インドには行ける者と行けない者がいる」という言葉は旅人の間で有名ですが、私の場合はお腹も壊さなかったしまぁまぁ呼ばれてたかと。 有名なタージマハルよりも、階段井戸「チャンドバオリ」や「風の宮殿」がお気に入り。ヒンドゥー教伝統の春を祝うお祭り「ホーリー祭」を、インドでも穏やかな北部、ヨガの聖地リシケシで体験できたのも運が良かったです(バラナシなどではトラブル多発のため、旅人に外出禁止の注意喚起があったので)。あとカレーは想像以上に絶品です。 体力と精神力は要るけど、どこの都市でも見どころには凄みを感じるし、グイグイ来て仲良くなる人や平気で嘘をつく人たちもパワーがあって、総じてエネルギッシュな国でした。 第51回「貞子もビックリ? インド"摩訶不思議"建造物めぐり」第49回「禁欲からの爆発! インドのホーリー祭で色粉まみれ!」