アニメ映画ファンドのトークン化でアバランチを採用、都内のスタートアップがデジタル証券を発行へ
クエストリーが使うアバランチブロックチェーン
クエストリーが使うブロックチェーンのアバランチは、以前まで「サブネット(Subnet)」と呼ばれていた仕組みが特徴的だ。現在は「アバランチ L1(Avalanche L1)」と呼ばれ、複数のノードで構成されるネットワークの中で、独自のブロックチェーンを作ることができる。 チェーンをプライベート型またはパブリック型に設定することができ、ネットワークに参加できる者を制限したければ、プライベート型のアバランチ L1を作ることが可能だ。 ブロックチェーン上で稼働するアプリケーションの数ではイーサリアムが圧倒的に多い中、アバランチはイーサリアムとの相互運用性を備えた「イーサリアム・キラー」と呼ばれるチェーンの1つだ。EVM(イーサリアム仮想マシン)と呼ばれる機能が実装されており、イーサリアム上のアプリケーションをアバランチで稼働することができる。 クエストリーの今回の取り組みが実現すれば、アバランチ上でセキュリティトークンが国内で発行される初の事例となる。 |文:CoinDesk JAPAN編集部|編集:佐藤茂|画像:リリースより
CoinDesk Japan 編集部