今季最多4失点を喫した名古屋…指揮官は「ミス後リカバリーの姿勢」を指摘、三國「集中力を欠いていた」
[9.14 J1第30節 FC東京 4-1 名古屋 国立] 今季ワーストとなる最多4失点を喫した。名古屋グランパスDF三國ケネディエブスは今節の大敗に「自分たちのミスで失点したところが多かった。チャンスも決め切れずに相手に流れを持っていかれたところが敗因」と振り返った。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 コンスタントに失点を重ねてしまった。長谷川健太監督は試合後の会見で選手たちの疲労に言及。「(8日のルヴァンカップ準々決勝)広島戦が終わって以降、選手のダメージを感じていた」とねぎらいつつ、「それを言い訳にしているようでは強いチームになれない」と語気を強めた。 また、指揮官はそれぞれの失点シーンを振り返りながら「ミスをした後にリカバリーするチャンスはあった」と指摘。「ミスをした後に下を向いているようでは話にならない」と意識改善を求めていた。 三國は自身のミスがきっかけとなった4失点目を振り返る。ビルドアップで放ったパスはMF遠藤渓太に奪われると、そのままカウンター。前線を走るFW仲川輝人にパスを通され、シュートを食らった。パスミスの時点で一瞬頭を抱えており、その後のカウンターまで反応は遅れた。三國はその姿勢に反省点を見出した。 「4失点目は特に自分のパスミスからカウンターを受けた。あれも自分が瞬時に自分のポジションに戻していれば、そこにパスを通されなかった。ちょっと集中力を欠いていた」(三國) 同じ失敗は繰り返してはいけない。中3日でホームでの次節・アルビレックス新潟戦があるが、三國は気持ちを切り替える。「(良くないところを)しっかりと修正していれば、次の新潟戦でしっかり勝ち切ることもできる」。失敗を糧に、次の試合での活躍を誓った。