電気代の値上げにも動じない⁉家庭用蓄電池で「元をとる方法」と相場費用を解説
家庭用蓄電池の種類と価格相場
蓄電池は使いやすさや目的によって種類や価格も異なります。種類別に費用の相場をみていきましょう。
※筆者作成 メーカーが公式に発表している価格によると、費用はハイブリッド型が最も高く、1台で太陽光発電と蓄電池の両方を動かせるのが特徴です。次いで高額なのは単機能型で、太陽光発電とは別のメーカーでも、設置可能なメリットがあります。 ハイブリッド型は屋内に置けるタイプが多いですが、単機能型は屋外に置くことが基本とされています。トライブリッド型は多機能型タイプとも呼ばれており、電気自動車にも蓄電できるタイプです。スタンドアロン型は家庭のコンセントから充電するタイプなため、工事不要で使えます。 蓄電池の種類は、設置場所や自宅の状況にあわせて選ぶとよいでしょう。
太陽光発電と併用してお得なプランを利用すれば蓄電池導入で電気代の節約が期待できる
家庭用蓄電池の費用相場は、種類によって異なりますが100万~600万円程度で、さらに工事費用が30万円前後かかります。 蓄電池は単体でも電気代の節約になりますが、太陽光発電との併用や電気料金のお得なプランを活用すれば、より節約効果が期待できます。さらに、自治体によっては補助金が受けられる場合があるため、蓄電池を導入する前に確認してみてください。 家庭用蓄電池は災害時にも役立つため、この記事が導入のきっかけになり、助けになると幸いです。 出典 国立研究開発法人 国立環境研究所 環境展望台 環境技術解説 経済産業省 蓄電システムをめぐる現状認識 1.家庭用蓄電システムのシステム価格、工事費(容量別)(21ページ) 経済産業省 定置用蓄電システムの目標価格および導入見通しの検討 家庭用蓄電システム導入見通し(5/5)(39ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部