「茶ル茶ルソースのチキン南蛮丼」を考案した赤堀さん（左）と堀川さん＝浜松市浜名区の東名高速道浜名湖SA

　浜松市浜名区三ケ日町の東名高速道浜名湖サービスエリア（SA）のフードコート「湖の見えるフード館」で19日、常葉大健康プロデュース学部健康栄養学科2年の赤堀光さん（20）、堀川耀生さん（20）が考案した新メニュー「茶ル茶ルソースのチキン南蛮丼」の販売が始まった。3月末までの期間限定。 　11月に全国お茶まつりが市内で初開催されることを記念した企画。同SAを管理、運営する中日本エクシス遠州支店と近鉄リテーリング、同学科などが「はままつのお茶」をテーマに創作メニューコンテストを実施し、応募28点の中から最優秀賞に選ばれた。 　「チキン南蛮丼」は、タルタルソースに市内産の粉末茶を使用して鮮やかな緑色を表現したのが特徴。煎茶のまぜご飯の上にチキン南蛮をのせ、「どこを食べても茶の風味が感じられる」（赤堀さん）一品に仕上げたという。 　同SAで開かれた式典で2人がくす玉を割って販売開始を祝った。赤堀さんは「長距離ドライバーのエネルギーになるようボリューム満点にした」、堀川さんは「県外の方にも静岡のお茶を知ってもらえる機会になれば」と話した。