セルタと土壇場ドローのバルセロナ…フリック「終了間際のカサド退場からじゃない。私たちのプレーは終始良くなかった」
23日のラ・リーガ第14節、バルセロナは敵地バライドスでのセルタ戦を2-2のドローで終えた。ハンジ・フリック監督は試合後、狙ったようなパフォーマンスを見せられなかったことを強調している。 15分にDFジュール・クンデのフィードからFWハフィーニャが先制点を決めたバルセロナ。だがセルタの攻勢に苦戦し続けると、82分にMFマルク・カサードが2枚目のイエローカードを受けて退場となり、その直後に2失点。84分にFWアルフォン、86分にDFウーゴ・アルバレスのゴールを許して勝ち点1を分け合った。 フリック監督は試合後、数的不利となる前から自チームのプレーが良質ではなかったとの見解を示している。 「別に10分間だけではない。私たちは本当に悪い試合を演じた」 「誠実に話をさせてもらう。私たちは求めていたプレーを目にすることができなかった。前半、私たちのボールコントロールは良いものではなく、たくさんのミスを犯してしまった。私たちはいつものようなプレーを見せられなかったんだ。良い試合ではなかったし、チーム内で話し合い、変化をもたらす必要がある」 バルセロナは0-1で敗れたレアル・ソシエダ戦に続いて勝利を逃した。2試合未消化のレアル・マドリーに勝ち点差を1まで縮められる可能性がある。 「こういったことも起こるものだ。望んでいたことではないが、とにかく進み続けなくては。勝ち点6の内1ポイントしか獲得できなかった。私たちは満足していない。誰も満足していない。誰もがもっと良いプレーを見せられるはずなんだ」