鹿児島・霧島市の養鶏場で高病原性鳥インフル発生 県内今季2例目 ニワトリ約10万羽の殺処分始まる
鹿児島テレビ
12月17日に鹿児島県出水市の制限がすべて解除されたばかりですが、養鶏場では今シーズン2例目の発生です。 鹿児島県霧島市の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが発生し、県は午前10時から飼育されている食肉用のニワトリ約10万羽の殺処分を始めました。 高病原性の鳥インフルエンザが発生したのは、霧島市福山町の養鶏場です。 県によりますと、19日、この養鶏場で複数のニワトリが死んでいるのが確認され、遺伝子検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されました。 これを受けて県は、20日午前10時に、この養鶏場で飼育されていた食肉用のニワトリ約10万羽の殺処分を開始しました。 今シーズン、県内の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが確認されたのは、11月の出水市に続き2例目です。 これにより、発生農場から半径3キロ圏内は移動制限区域に、半径3キロから10キロは搬出制限区域に指定され、ニワトリや卵の移動が制限されます。 対象となる72の農場では、あわせて約670万羽のニワトリが飼育されているということです。また、県は防疫措置として消毒ポイントを4カ所設置し、車両の消毒などを行っています。
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