【オークス】サンデーレーシング・吉田俊介代表「血統を大切にしていると、こうして強い馬が出てくるんだな…と」
オーナーの(有)サンデーレーシングは、昨年のリバティアイランドに続く通算4勝目。母チェッキーノも現役時代は同クラブに所属し、2016年にクビ差2着に敗れただけに、吉田俊介代表(50)は感無量の面持ちだ。「お母さんもそうですが、(祖母の)ハッピーパスからすごく大事にしている血統。大切にしていると、こうして強い馬が出てくるんだな…と。アルテミスSまでの2戦でめちゃくちゃ強いのはわかっていたし、桜花賞の後に少しダメージがあったみたいだけど、厩舎と牧場がすごくうまくやってくれました」と話した。 生産者のノーザンファームも連覇で通算11勝目となった。「ルメール騎手が落ち着いて素晴らしいレースをしてくれた。ここにきてハービンジャー産駒のいいところが出て、距離はマイルから2400メートルまで幅広くもちますね」と中島文彦ゼネラルマネジャーは笑顔。母チェッキーノの子は2歳のアルレッキーノ(美・国枝、牡、父ブリックスアンドモルタル)が6月の東京でデビュー予定。父エピファネイアの1歳(牡)、父エフフォーリアの当歳(牡)もおり、現在はイクイノックスの子が受胎鑑定待ちとなっている。