「それは陰湿ないじめです」イギリス女優(51)、絶えず寄せられる「整形疑惑」を徹底的に非難
ケイト・ベッキンセールが、「整形手術をしたのではないか」と詮索し、みちがえたので「わからなかった」と言う「ファン」に対して、長文の回答を出しました。 【写真】「すっぴん」を堂々披露した海外セレブ 「こういうことについて話したくないので会話に参加するのは本当に嫌ですが、陰湿ないじめはどんなものであっても長年の間に大きな打撃を与えるものなので、こうして話しています」と自身の2本の動画とともに綴った、ケイト。 「この2本の動画は20年くらい――たぶんもっと――間が空いています。私が何か投稿するたびに――ところで、これは私が30歳の頃からのことですが――整形手術をした/フィラーを使っている、ボトックスを使っている/若く見せたくてしかたがない、と非難されていて、ものすごくうんざりするし、これは微妙な悪意で誰かをいじめるやり方です」と反論しました。
ケイトは自分が整形手術もフィラーもしていないと宣言し、「実際、そういうことは一切やっていません―私はわざわざ整形外科医のところに行って、私が整形手術をしていないときっぱり言ってもらったくらいなんです。それでも、いつだって『わからなかった』という人たちがいて、なんということでしょう、『整形した』と言われ、なんということでしょう、もう私は自分自身にさえ見えず、そういうことがいつも起きて、そういうことをするのは大抵女性なんです。」 ケイトはさらにこう打ち明けました。 「人生には予期せぬことが起きるもの――私は明らかに年をとったし、誰でも年をとります。でも、私はあまり年をとることを気にしていません。なぜなら、父は私が5歳の時に亡くなり、私の10代と20代のかなりの部分は、自分も父と同じく心臓発作で亡くなるのではないかという深刻な不安とパニック発作に震えて過ごしていたからです。緊急救命室に何度も行ったし、不安で身動きがとれなくなっていました」 「私がいじめられている主な理由の一つには、私が年をとるということに耐えられないだろうという推測があるのでしょうが、私は20代の終わりまでは決して生きられないだろうという激烈な恐怖にさいなまれていたことを考えると、皮肉としか言えません。」 そして、前に挙げた動画に戻り、ケイトはこう締めくくりました。 「この2本の動画からわかるように、2つの違いは、かつては私がイギリスに住んでいてもっと青白かったこと、眉毛を抜いていたこと、みんながつけていたブラウンの口紅が大好きだったこと。10代の後半から20代にかけて私たちの多くがそうであるように、もっと顔がふっくらしていたこと。メイクテクニックはもっとマットで、あまりグロッシーではなかったこと。コントゥアリングは、地理の授業で習ったような難しいことだと思っていたこと。 私はこれを投稿したからといってまったく効果はないと十分にわかってやっています。それでも私がこれを投稿するのは、誰かがどう見えるからといって、相手がしてもいないことで非難したり、若さに執着している(実際は、今私は大切なものを失ってなお生きることに執着しています)と非難したりするのは、いじめだからです。今すぐにやめてください。」
From Cosmopolitan US, Translation: Mayuko Akimoto