死亡した男性が生きていると装って生命保険を解約…払戻金290万円を詐取か “相続プロデューサー”名乗る男(67)逮捕 警視庁
死亡した男性が生きていると装い、生命保険の解約申請をして保険会社から解約払戻金をだまし取ったとして、“相続プロデューサー”を名乗る男が警視庁に逮捕されました。 詐欺などの疑いで逮捕されたのは、一般社団法人「資産運用管理協会」代表理事の菅原信一容疑者(67)です。 菅原容疑者は、2019年12月下旬ごろ、死亡した男性になりすまし、生きているように装って生命保険を解約する申請をして、保険会社から解約払戻金290万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、菅原容疑者は“相続プロデューサー”を名乗り、都内で資産運用や相続に関するセミナーを開催していました。 菅原容疑者は、遺産整理を手助けするという名目で、なりすました男性の遺族から通帳や印鑑などを預かっていましたが、去年9月、「保険金が支払われない」などと遺族から警視庁に相談があり、事件が発覚したということです。 菅原容疑者は、取り調べに対し「遺族に頼まれた」などと容疑を否認しています。
TBSテレビ