基本混浴、お湯には水着で…約500湯を巡った温泉オタク会社員が体験した「日本と設備・ルール・雰囲気の何もかも違う!」ヨーロッパの温泉の実態とは
◆「私が好きなものは、みんなも好きだった!」 アイスランドの温泉は、ドイツやハンガリーと比べて湯温が高く、大自然に囲まれていて、開放感は抜群です。ふつうのシティホテルに泊まったのですが、どこの蛇口をひねっても硫黄のつるとろな温泉が出てきて本当にすばらしかったです。 ただ、物価がびっくりするほど高い。レストランのビール1杯1200円、ワンプレート4000円の世界でした。ちなみに北海道ぐらいの広さに温泉が点在しているので、旅行にはかなりの日数が必要でした。 日本とは設備・ルール・雰囲気が何もかも違うので、「日本と違う温泉、違う体験」を求める旅行であれば、海外の湯めぐりはとてもおすすめできます。 特にぬる湯好きは、ヨーロッパの温泉も気に入るはず。お金も時間もかかりますが、来なければよかったなんて、一度も思いませんでした。 温かい湯に浸かって心身をリラックスさせるのは万国共通。お客さん全員が心地よさそうで、「私が好きなものは、みんなも好きだった!」という謎の幸福感に包まれました。どこの温泉も、サイコーだ。 ※本稿は、『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
永井千晴
【関連記事】
- 湧出量・源泉数<ぶっちぎり日本一>の別府。竹瓦に鉄輪…約500湯を巡った温泉オタク会社員が「住みたい温泉地トップ」にあげるのも納得、その魅力とは?
- 約500湯を巡った温泉オタク会社員 のどかでおおらかで、観光もグルメも充実な福島!不動湯、飯坂、岳温泉…。「こういうザ・温泉に浸かりたかった!」って嬉しくなっちゃう
- 約500湯を巡った温泉オタク会社員 温泉が少なめの関西でも和歌山は「粒ぞろい」!日本三古泉「南紀白浜」、日本三美人の湯「龍神」…。ゴハンも景色も堪能できてサイコー
- 約500湯を巡った温泉オタク会社員 よすぎるので何回も行っちゃう。それが福岡南部の名湯たち!筑後川に原鶴、久留米…。観光スポットや温泉街はなくとも「湯の個性」そのものがスゴいんです
- 約500湯を巡った温泉オタク会社員 混雑するのは嫌、でも売れてほしい…。それが島根のサイコーな温泉たち!ガツーンと体に染みる「温泉津」、石段街の「有福」が私のイチオシ