甲子園で4強入りを 富山商メンバー意気込み
8月7日に開幕する第106回全国高校野球選手権に2年連続で出場する富山商野球部は30日、同校でメンバーが昨夏の雪辱を果たす決意を語った。鶴田尚冴主将(3年)は富山県大会決勝で勝ち越しの2点適時打を打った堂口裕三(1年)ら後輩に助けられたと感謝し「持ち味を発揮し、4強まで勝ち上がりたい」と意気込んだ。 昨年の甲子園や今年の県大会決勝で三塁打を放った福田敦士(3年)は「チームに貢献する一打を打ちたい。悔いを残さず、4番の役割を全うしたい」と話した。エース寳泉陸斗(3年)は、県大会を通して大量に点を喫した投球を悔やみ「落ち着いて低めに打たせてアウトを取り、自分の投球をしたい」と語った。 野球部は1日に甲子園へ出発する。 ●県庁で健闘誓う 富山商の選手らは30日、富山県庁を訪れ、甲子園での活躍を誓った。 鶴田主将は「県代表として正々堂々プレーする」と抱負を述べた。新田八朗知事が鶴田主将に激励金を手渡した。前﨑秀和監督、水橋翼部長、宮池秀洋校長が出席した。一行は富山市役所も訪れ、藤井裕久市長から激励を受けた。