園児が「岐阜提灯」の絵付けに挑戦 ふるさとの文化学ぶ 岐阜市
岐阜市の幼稚園の園児が岐阜市の伝統的工芸品、岐阜提灯(ちょうちん)の絵付け体験をして、ふるさとの文化を楽しく学びました。 岐阜市の天使幼稚園で行われたこの体験会は、伝統工芸に関心を持ってもらおうと企画され、岐阜提灯を製造する「オゼキ」が協力して4年前から毎年行われています。 体験会には園児約30人が参加し、和紙で作ったミニサイズの提灯の表面に色とりどりの水彩絵の具を使って、風景やアニメのキャラクターなどを思い思いに描いていました。 講師を務めた岐阜提灯の絵師で伝統工芸士の猪原崇光さんは「形にこだわらない自由自在な作品が多かった。伝統工芸を知って触れてもらえてよかった」と話しました。 園児が描いた作品は、来年2月に園内で開かれる作品展で飾られます。