《2024 兵庫県知事選》2人が立候補取り下げ、新たに名乗りも……7人の戦い、乱立変わらず
前知事の失職に伴って行われる兵庫県知事選挙(10月31日公示・11月17日投開票)に立候補を表明していた元兵庫県加西市長・中川暢三氏(68)と、経済産業省出身の元官僚・中村稔氏(62)が29日、それぞれ立候補を取り下げた。 一方、会社社長・木島洋嗣氏(49)が同日、新たに立候補を表明した。 これにより、候補者は7人となった。 中川氏は辞退の理由として、「候補者の乱立により斎藤元彦・前知事が優位となる可能性があるほか、SNS上では他候補の非難の応酬が続き、県民の分断が生まれている」と説明した。 中村氏は、「選挙戦が政策とはかけ離れ、名前を売らんがための議論になる環境を感じた」ことなどを理由に挙げている。 木島氏は10月27日に行われた衆議院選挙で、兵庫1区から無所属で立候補し、落選した。 兵庫県知事選挙には、いずれも無所属で ■前職・斎藤元彦氏(46) ■共産党が推薦する医師・大沢芳清氏(61) ■参議院議員・清水貴之氏(50)~知事選立候補に際し、日本維新の会を離党 ■前兵庫県尼崎市長・稲村和美氏(51) ■レコード会社経営・福本繁幸氏(58) ■政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57) ■ニュース分析会社社長・木島洋嗣氏(49) の7人が立候補を表明している(10月29日現在)
ラジオ関西