知っておきたい“3種類のカード” 窓口は大混雑…マイナ保険証への移行本格化
◆もし、万が一、マイナンバーカードをなくしてしまった場合には、マイナ機能の一時停止の手続きをします。 ●マイナンバー総合フリーダイヤルへ電話 ●警察に遺失届または盗難届を提出、受理番号を控える ●住民登録のある自治体の窓口で再交付の申請、その際、受理番号が必要 マイナカードを持ち運ばなくてもいいように、政府は、その機能をスマホに搭載できるようにしています。 アンドロイドは、2023年からスマホ搭載。現状、証明書のコンビニ交付、銀行口座の開設、引っ越しの手続きなどができます。保険証としての利用はこれからです。 iPhoneは、来年の春以降、スマホ搭載が可能になる予定です。 実は、マイナカードには有効期限があります。 マイナカード自体の有効期限は発行日から10回目の誕生日まで。18歳未満は5回目の誕生日まで。 マイナカードのICチップ内に登録されている本人証明データ、“電子証明書”の有効期限は、発行から5回目の誕生日までで、マイナ保険証もこれに当たります。 つまり、最近、マイナカードに保険証をひもづけたとしても、電子証明書と同時に有効期限が切れるため、マイナ保険証として使えなくなります。 2020年のポイント付与のキャンペーンで作成した人が多いので、電子証明書の有効期限が2025年度に切れるという人が約2800万人います。 電子証明書の期限が切れると、どうなるのでしょうか。 マイナポータルへのログイン・ふるさと納税のオンライン申請、e-Taxのオンライン申告・給付金の申請などのサービスが利用できなくなります。 有効期限の2~3カ月前には、自治体から通知書が届きます。自身でカードに有効期限を記入した人は、カードを見ればわかりますし、マイナポータルでも確認できます。
テレビ朝日