「僕の場合、夏はシトラスやフローラル、セージといったライトで爽やかなものを選びます。つける際は、首や手首は避けて、腰や太もも、足首にワンプッシュ。下半身から立ち上らせるようにして、さらに服の生地を通すようにすると、ほんのりと香らせることができます！」。

「ファッションと同様、香りはその人の印象を大きく左右するファクターです」。そう話すのはモデル兼美容家の櫻井貴史さんだ。 ▶︎すべての写真を見る 「特に夏は汗をかき、薄着になるため、他者の匂いに敏感になりがち。だからこそ、いい香りのするフレグランスを纏うべきなのです。ただし、強く香らせるのはむしろ逆効果。あくまで“ほのかに香る”ことが大切です」。

モデル・美容家 櫻井貴史さん●豊富な美容知識を持つステイヤングの実践者はモデル、俳優のほか、株式会社ティの代表、司会など幅広いジャンルで活躍中。今年からは美容家としての活動を開始し、メディアのコスメ大賞の審査員を務めるほか、自身のSNSやYouTubeチャンネル「さくCHANNEL」などでその情報を広く発信している。sakurai_takashi

そこで櫻井さんのベストチョイス“フレグランス”をご紹介。ぜひ参考にされたし！

みずみずしいマンダリンの香りで活力チャージ

200ml 7260円／ディプティック

「ディプティック」のリバイタライジングシャワージェル 「香水も愛用しているブランドですが、シャワージェルの香りもまた絶品です。どんなに眠い朝も、これを使ってシャワーを浴びれば、すっきり爽快。植物オイルのおかげで洗い上がりの肌もしっとり整います」。 ベルガモットのシトラス香にグリーンマンダリンの皮のビターさ、そこにネロリのハチミツのような甘みがほのかに香る。

服への移り香も極上なルームディフューザー

165ml 1万5840円／ジョー マローン ロンドン　

「ジョー マローン ロンドン」のライム バジル ＆ マンダリン セント サラウンド ディフューザー 「自宅で長年使っているルームディフューザー。当然肌に直接つけるわけではないのですが、私が着ている服からもかすかに香りがするようで、よく撮影現場でスタッフさんから『いい香りがしますね』とホメられます（笑）。 香水が苦手な方はディフューザーで香らせるのもあり」。 ピリッとしたバジルと芳醇なホワイトタイム、そしてライムのビターな爽やかさが調和した香りはジョー マローン ロンドンの大定番。

香水未満のほのかな香り具合がちょうどいい

40g 3300円／プラウドメン　

「プラウドメン」のグルーミングバーム 「特にビジネスシーンでは強すぎる香りは考えもの。そこで重宝するのが“塗る”フレグランスバームです。 ほのかな香り具合といい、清潔感と落ち着きを感じさせるシトラスの香りといい、オンで纏うに相応しい。常備しておくようにしています」。 4種類の香りのうち、櫻井さんのお気に入りはグルーミング・シトラス。ワキや首などニオイが気になる部分にも使える。