ボクシング世界王者の井上尚弥が大谷翔平、山本由伸先発のヤンキース―ドジャース戦を観戦
世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)が7日(日本時間8日)、ヤンキースタジアムで行われたヤンキース―ドジャースを観戦した。山本由伸投手が先発登板し、大谷翔平投手は2番DHで出場した。 6日(同7日)に行われた全米ボクシング記者協会の最優秀選手賞(シュガー・レイ・ロビンソン賞)授与式出席のためニューヨーク入りしていた尚弥。自身のインスタグラムで「想像以上に世界のボクシング関係者の皆さんに歓迎して頂き、また祝福の言葉をたくさん貰えました。感無量です。今回の受賞にあたり、支えて下さった全ての皆様に感謝致します」とコメントしている。この日は大橋ジムの大橋秀行会長とともに試合を見守った 大谷と尚弥は18年12月20日に日本プロスポーツ大賞で対面している。当時24歳でエンゼルスに在籍していた大谷が大賞を受賞。WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王者だった25歳の尚弥は殊勲賞とNHK賞を受賞。大谷と談笑し「刺激になる。大きくてオーラがある」と笑顔だった。 大谷がドジャースへの入団会見を行った日本時間の昨年12月15日には、マーロン・タパレス(フィリピン)とのスーパーバンタム級4団体統一戦前の公開練習日だった。「常にニュースで活躍を見るたびに刺激を受けていますが、ジャンルも違いますし、僕は(自分の競技で)頂点を極めて上に行きたい。ただ、刺激は受けています」と語っている。 また、山本は1月にWBC日本代表のチームメートだった宮城大弥(オリックス)、高橋宏斗(中日)両投手と大阪で行われたWBA&WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)統一王者・寺地拳四朗(BMB)や那須川天心(帝拳)の試合を生観戦するなど、ボクシングへの関心は高い。
報知新聞社