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広島市で10月、他人の洗濯物を物色する不審な男が現れた。 男は、女子中学生の衣類を狙った洗濯物ドロボーで、1か月に4回も被害に遭っているという。 被害者は、「直接何かをされるんじゃないか」という恐怖を抱いている。 【画像】干してある洗濯物に触れ一心不乱に品定めする洗濯物ドロボー

早朝…洗濯物を物色する犯人

広島市の住宅街で10月24日午前4時ごろ、カメラがとらえたのは、他人の洗濯物に顔を近づけ、じっくりと物色する不審な男の姿だ。 その正体を、被害者は「娘の衣類が1週間に1回くらいのペースで盗まれていた」と話す。 女子中学生の衣服を狙った洗濯物ドロボーだったのだ。 早朝で人通りのない住宅街に姿を見せた男。 一直線に家のベランダへと向かうと、干してある洗濯物に触れ、一心不乱に品定め。 闇夜の中、何かを探しているように見えるが、お目当てのものがなかったのか、何も取らずにその場を立ち去って行った。 被害者は、「子どもの洗濯物がなかったので、何も取らずに帰っていった」と話している。

1カ月で4回も被害…

というのも、被害者によると、この男が現れたのは初めてではないというのだ。 被害者は「（少なくとも）1カ月の間に4回。娘の学校の制服のワイシャツ、デニム地のひざ丈のハーフパンツ、水着。最後が主人のなんだけど、ベージュのハーフパンツ。（娘の洗濯物と）勘違いして取ったんじゃないのかなって」と話す。 動画が撮影された時は女性物の衣服を干していなかったため、何も取らずに帰ったのではないかと言う。 しかし、被害者は「狙われているのが、洗濯物なのか娘本人なのか判断できない。『直接何かをされるんじゃないか』っていう怖さはもちろんあります」と話している。 被害者は、警察に被害届を出している。 （「イット!」11月5日放送より）