センバツ2023 「履正社」文字で力に 滋賀・伊吹高生、プラカードに揮毫 /大阪
18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会に出場する履正社(大阪)、龍谷大平安(京都)、彦根総合(滋賀)の3校と前年準優勝の近江(同)が開会式などで使用するプラカードの文字を滋賀県立伊吹高書道部員が揮毫(きごう)した。 同高書道部は「書の甲子園」として知られる「国際高校生選抜書展」の近畿地区で2021、22年と優勝した「書の強豪」で、センバツ出場校のプラカードの文字を揮毫するのは2年連続6回目。 普段は創作書道を中心に活動しているが、楷書体での揮毫のため事前に練習を積んで臨んだ。担当した4人の部員は「この文字で少しでも選手の力になれれば」と集中力を高めて筆を運んだ。 履正社を担当した3年の片山萌生(めい)さん(18)は「『履』より画数の少ない『社』が意外に難しかった。優勝してもらえるように、半紙を目いっぱい使って力強く太く書いた」と話した。【長谷川隆広】