大雨の影響?橋が波打つように変形、全面通行止め「崩落の恐れがある」…大分県日田市の国道
2日午後2時頃、大分県日田市の国道386号で、花月川に架かる三郎丸橋の橋脚が傾き、車が通れなくなっていると110番があった。6月末からの雨の影響とみられ、県などは崩落の恐れがあるとして全面通行止めにした。 【写真】6月21日には鹿児島市の国道226号で土砂崩れも
県日田土木事務所によると、橋はJR日田駅の西約3キロの同川下流域にあり、全長約71メートル。二つある橋脚のうちの一つ(高さ約7メートル)が上流側に傾き、道路が波打つように変形した。人的被害の情報は入っていないという。
気象庁によると、同市中心部では同日午後5時までの72時間で270ミリを超える雨が降った。同事務所は「増水した影響で橋脚が傾いた可能性がある」としている。