【安田美沙子さん(42)】兄弟2人の子育て術とは…子どもたちの「今」を目一杯楽しみたい!|STORY
祖母の家での田舎体験が自然育児のルーツに
京都の舞鶴にあった祖母の家では、畑で季節のお野菜を採ったり自然体験したり、五右衛門風呂に入ったり! それを当たり前と思ってきましたし、人が生きる上で大切なことだと思っているので、子ども達とも同じようにアクティブに過ごしています。 今は積極的にそういう場を作らないとできないものになってしまいましたが。生活と遊びは結びついていて、本能のままに120%向かってどれだけ遊んだか?が大事だと思います。長男と次男の興味の方向性は違いますが、「これで遊びたい!」と子どもが言ってきたら、キタキター!伸ばしてあげたい!と。本人たちのやりたい希望を聞いている中で、限度は出てくるんですよね。 そのときもわがままと捉えず、できるかどうかをまず考えさせます。頭からダメ!とは言わず、ここまでならできるかな?と話し合うんです。しっかり目を見て話すと、子どもの真剣さに圧倒されることもあります。
“次男に自分を重ねてしまう
兄はパパそっくりで、しっかりしていて優しい子。照れ屋な私たち夫婦の子にしては、コミュ力がすごい! 仕事にも、小さい頃から連れて行っていたからでしょうか? 大人にも慣れているような気がします。かたや弟はザ・次男。元気でわがままな甘えん坊。すごく可愛いけど手がかかるんですよね、私に似ていて気が強いし頑固だし。兄弟で全然タイプが違うんです。 次男には自分を重ねちゃいます。そして、私の親に対して改めてゴメン!とも。大変だったでしょうね! 次男は気難しいというのも、天邪鬼というのも、私も同じ。双子の弟は穏やかだったから…それは“可愛い”ってなりますよね。
ケンカの絶えない兄弟、でも仲直りはなるべく言語化させるように
それにしても我が家の兄弟はケンカが多いです。弟の負けん気が強く、兄は我慢の限界がきてやり返したら怒られる…の繰り返し。弟がとにかくうるさいのでパパが怒って、怒りすぎるパパを私が怒って、険悪な感じになっちゃう。この前「今、あなたのせいで、こういう空気になっているのわかるでしょ?」って思わず言っちゃいました(笑)。 子どもを叱る時には、まずは内容をしっかり聞きます。余裕があるときには、謝れるまで自分で頑張ってみようと、本人が自発的に話すのを待つんですね。言語化するのって大事だなーと思います。言葉で言わせるようにしてるんですが、次男が意外と言葉が上手、長男より日本語ちゃんとしていることに驚きました。次男、実は色々わかっているところが面白いです。