名牝リスグラシューの弟&息子が鼻差ワンツー、弟エボルヴィングが初V/京都6R
<京都6R>◇9日◇3歳未勝利◇芝1800メートル◇出走18頭 日本とオーストラリアでG1・4勝を挙げた名牝リスグラシューの弟と息子が鼻差でワンツーフィニッシュを果たした。 全弟エボルヴィング(牡、藤原英)が好位から抜け出したところに、大外から“長男”シュヴェルトリリエ(牡、矢作)が強襲した。同じキャロットクラブの勝負服で親戚同士の大激戦は写真判定の末に、おじが勝利をおさめた。勝ち時計は1分47秒8。 3戦目で初白星を挙げたエボルヴィングの川田騎手は「前回よりだいぶ穏やかに競馬を迎えられました。なんとか勝ち切れてよかったです」と振り返った。藤原英師は「トップを狙える馬。勝ち切って成長を促したかった。川田がよくやってくれた」と高い将来性を見込んでいた。 鼻差で2着に敗れたシュヴェルトリリエの松若騎手は「最後で甘くなるようなので、ためる競馬をして、そういう競馬なら脚を使えるのが分かりました。着差が着差だけに勝ちたかったですね」と悔しがっていた。