グレン・パウエル&アドリア・アルホナが1分間で『ヒットマン』を解説 新場面写真も公開
9月13日より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショーされるリチャード・リンクレイター監督最新作『ヒットマン』の場面写真とコメント映像が公開された。 【写真】グレン・パウエル主演『ヒットマン』場面カット(多数あり) 本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされたクライムコメディ。本企画はパウエルがこの実話の存在を知り、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』でも手を組んだリンクレイター監督へ1本の電話をかけたことからスタートした。そこからリンクレイターとパウエルの共同脚本が始まった。第80回ヴェネチア国際映画祭でのプレミア上映をはじめ、サンダンス映画祭、トロント国際映画祭など数々の映画祭で上映された。 普段は冴えない大学教授でありながら、おとり捜査で偽の殺し屋に扮し殺しの依頼をしてくる“依頼人”たちを次々と逮捕へ導いていくゲイリーを『トップガン マーヴェリック』のパウエルが演じ、夫の殺害を依頼するも、ゲイリー扮する偽の殺し屋ロンに惹かれ、恋に落ち女性マディソン役を、『モービウス』のアドリア・アルホナが担当した。 公開された場面写真は12点。大学で心理学と哲学を教える傍ら、地元警察の捜査官として偽の殺し屋業をするというゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)が、素顔の姿で大学で教鞭を取るショット、そして依頼人の一人であるマディソン(アドリア・アルホナ)とただならぬ関係になり、射撃場デートをするショットも。そのほか、依頼人たちとの打ち合わせをする、さまざまな殺し屋に扮したゲイリーや、警察仲間たちとの打ち合わせの様子、そしてマディソンとのクラブの外で体を密着させながらラブラブで歩くシーンや、セクシーな入浴シーンも公開された。 また、パウエルとアルホナが本作を1分間で解説するコメント映像「1分でわかる『ヒットマン』も公開。映像では、パウエルが「殺し屋のフリをして警察のおとり捜査に協力している心理学教授の話。彼は依頼者の理想の殺し屋になる完璧な方法を熟知していてターゲットは必ず引っかかる。そんな彼の前に、ある見込み客が現れ彼は恋に落ちてしまう」と本作を端的に説明。続いてアルホナが、「私が演じるアドリアは絶望のあまり殺人を考えてしまう女性。殺し屋ロンに扮したゲイリーに出会い、気持ちを通わせるけど、暴力的な夫が登場して事態はとてもややこしくなってしまう」と重ねる。そこからはボーナスラウンドということで、2人が交互に『ヒットマン』を単語で表すというラリーが繰り広げられる。最後に、「自分の目で確かめて! 気に入ると思うよ」と締めくくられる。
リアルサウンド編集部