“青の洞門”が通れない 街は困惑 絶景の観光名所に何が?
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観光名所「青の洞門」が突然、通れなくなりました。 大分県の観光名所「青の洞門」。およそ300メートル続く岸壁のトンネルで、今の時期は紅葉、そして春には一面のネモフィラなど四季折々の自然が楽しめます。 しかし突然、この「青の洞門」が通行止めに。 中津市役所 支所土木課 河野誠課長 「中津市としても重要な観光資源でもありますし、生活道路としても重要な道路として位置付けております」 絶景の観光名所に何があったのでしょうか。 先月30日、トンネル内で岩盤の崩落が見つかりました。幅2メートルほどの岩が崩れたといいます。防護柵もこの有様です。 原因について、市の担当者は…。 中津市役所 支所土木課 河野誠課長 「風化した岩盤に木の根が入り込んで、そこから雨水が長年にわたってしみ込んで、クラック(ひび)ができて今回の落石になったと思われます」 落石の原因は“木の根っこ”。今後、市はより詳細な調査をするとしており、復旧の見通しは立っていません。 ちなみに「青の洞門」の名前の由来は、ネモフィラや川の「青」ではないんです。この地区が昔、「青」という名前だったことに由来するそうです。
テレビ朝日