「ブリーチ」「ヘアカラー」で髪を傷めないための3つの必須ケア【毛髪診断士が伝授】
カラーした直後のケアが傷みの運命を決める!
でも自分のケア次第で必ず傷みは軽減できます。最も気をつけたいタイミングはブリーチやカラーをした直後! この瞬間は髪が最も艶やかで美しく、手触りもよくなる瞬間なのでつい油断しがちですが、髪の状態はとても不安定。このデリケートな時期の1週間のケアが未来のダメージ具合を決めると言っても過言ではありません。 カラーをしたら直後に必ず気をつけたい3つのことを覚えておきましょう。
①施術直後にサロントリートメントをする
カラー直後で超デリケートな状態のキューティクルを閉じて、速やかに平時の弱酸性の髪に戻すためには、サロンでの強力なトリートメントが有効です。 単にプロ仕様のケア剤を使っているというだけでなく、美容師さんの技術によってケア成分の入り方が圧倒的に違うからです。カラーメニューと直後のトリートメントがセットになっていればいいのですが、もしトリートメントをするかしないかを自分で選ぶオプション設定なのであれば、つけたいところ。 また、直後にアイロンをするなど、熱によるダメージ要因を加えるのも要注意。サロンでカラーをした日は軽くブローして仕上げてもらう程度にしましょう。カラーやブリーチをするときは、その後のケアまで込みで計画を立てて。自宅でのセルフケアをすることはもちろん、これまで以上にまめにサロンに通ってケアをしないと、ダメージでがっかりすることに。
②ブリーチ後、1週間~10日はカラーケアシャンプーを使う
シャンプーはブリーチやヘアカラーをした翌日からスタートします。これから1週間、ぜひ使ってほしいのがカラーヘア専用のシャンプー&コンディショナー。ブリーチヘアの流行に伴って、多くのブランドから登場していますが、大別すると2種類あります。 ひとつはアルカリに傾いた髪を弱酸性に戻し、髪の傷みを防ぐケアを目的としたもの、もうひとつは、ケアをすると同時に抜けてきた色を追加して載せるものです。特にすべての方におすすめしたいのは前者。カラーをした直後の1週間から10日は、いつものシャンプーをこれに変えてみてください。それだけで、3週間後の傷みとカラーのもちが違います。色もちがよくなれば染める頻度も減り、かえって経済的ともいえますよ。なお、髪を洗うときは、予洗いに1分以上は時間をかけて、すすぎも頭皮からしっかりと行いましょう。 【写真】左・植物由来の成分が髪の表面を保護し、毛髪内に水分を浸透しにくくして、カラーの流出を抑えるシャンプーと、もつれやすいカラーヘアのコンディションを整えるコンディショナー。カラー コントロール シャンプー 200ml ¥4,180・同 コンディショナー 200ml ¥4,840/アヴェダ 右・サロン発想のボンディングテクノロジーで、髪内部の繊維を補強。さらにトリートメント成分がダメージを補修する。パンテーン ミラクルズ ボンドリペア カラーシャイン&リペア シャンプー 440g・トリートメント 440g¥1,540(編集部調べ)/P&G