IBM、技術巡る訴訟和解 ラピダス、事業懸念解消
【ニューヨーク共同】米半導体受託製造大手のグローバルファウンドリーズ(GF)が次世代半導体の生産を目指す日本のラピダスなどに企業秘密を漏らしたとして、米IBMを相手取り起こした損害賠償請求訴訟で、両社は4日までに和解したと発表した。訴訟の行方次第でラピダスの事業展開に影響が出る可能性があったが、不安材料が解消した形だ。 両社は声明を出し「両社間の契約違反と企業秘密、知的財産権に関する主張を含むすべての訴訟問題が解決した」と説明した。金銭面などの和解条件は明らかにしていない。