侍J・戸郷翔征と台湾・林昱珉が投手戦 両軍無得点で中盤突入
ラグザス「第3回WBSCプレミア12」決勝(24日、日本-台湾、東京D)大会2連覇を狙う野球日本代表「侍ジャパン」の戸郷翔征投手(24)=巨人=が三回まで無得点に抑えた。戸郷は一回に2死から二塁打を浴びて得点圏に走者を背負ったが、続く打者をフォークで空振り三振に仕留めた。二回を三者凡退に抑えると、三回に2死から四球と右前打で再び一、三塁のピンチを招いたが、続く打者を遊ゴロに仕留め、ゼロを並べた。 大会初優勝を狙う台湾の左のエース・林昱珉投手(21)=Dバックス傘下=は二回まで一人の走者も許さない完璧な立ち上がり。三回先頭で源田(西武)に初被安打となる投手内野安打、1死後、四球を与え一、二塁を招いたが、後続を断ち切った。独特の構えから繰り出す150キロ超の直球と鋭く曲がる変化球で日本の前に立ちはだかった。