ラグビー日本代表が仏戦メンバー発表 先発6人を入れ替え
【AFP=時事】ラグビー日本代表は7日、フランス・パリで9日に行われるフランス代表とのテストマッチに向けた登録メンバーを発表し、エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は先発を6人入れ替えた。 【写真】ボルドー・ベグルでプレーするタタフ 新たな先発メンバーとして、バックス陣には仏リーグ・トップ14のスタッド・トゥールーザン(Stade Toulousain)に所属する齋藤直人(Naoto Saito)をはじめ、シオサイア・フィフィタ(Siosaia Fifita)と長田智希(Tomoki Osada)、フォワード陣には下川甲嗣(Kanji Shimokawa)とエピネリ・ウルイヴァイティ(Epineri Uluiviti)、そして原田衛(Mamoru Harada)が名を連ねた。 その他では、ユニオン・ボルドー・ベグル(Union Bordeaux Begles)でプレーするナンバー8のテビタ・タタフ(Tevita Tatafu)がリザーブに入った。フランスには同名のテビタ・タタフといういとこがおり、こちらは先発メンバーに名を連ねている。 主将は引き続き、ベテランSOの立川理道(Harumichi Tatekawa)が務める。 一方、19-64で大敗したニュージーランド戦に先発した藤原忍(Shinobu Fujiwara)、ニコラス・マクラカン(Nicholas McCurran)、矢崎由高(Yoshitaka Yazaki)、ファカタヴァアマト(Amato Fakatava)、サナイラ・ワクァ(Sanaila Waqa)、坂手淳史(Atsushi Sakate)は、それぞれ控えに回るか登録から外れた。 イングランドとオーストラリアの代表チームを率いた経歴を持つジョーンズHCは、「この試合に向けて最強の23人を選んだ」とし、「フランスリーグからテビタとサイトウを迎えた」「両者とも良いコンディションだ」と自信を示した。 また、けがから回復して代表復帰は昨年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)以来となるフィフィタについては、「フィフィタの復帰はうれしい」「非常に良いコンディションで戻ってきていて、きっとチームに貢献してくれるだろう」と述べた。 日本はフランス戦の後、16日にウルグアイ戦、24日にイングランド戦に臨む。 日本の登録メンバーは以下の通り。 ■先発(1-15):岡部崇人(Takato Okabe)、原田衛、竹内柊平(Shuhei Takeuchi)、エピネリ・ウルイヴァイティ、ワーナー・ディアンズ(Warner Dearns)、下川甲嗣、姫野和樹(Kazuki Himeno)、ファウルア・マキシ(Faulua Makisi)、齋藤直人、立川理道、長田智希、シオサイア・フィフィタ、ディラン・ライリー(Dylan Riley)、ジョネ・ナイカブラ(Jone Naikabula)、マロ・ツイタマ(Malo Tuitama) ■リザーブ(16-23):松岡賢太(Kenta Masuoka)、森川由起乙(Yukio Morikawa)、為房慶次朗(Keijiro Tamefusa)、ファカタヴァアマト、テビタ・タタフ、藤原忍、梶村祐介(Yusuke Kajimura)、松永拓朗(Takuro Matsunaga) 【翻訳編集】 AFPBB News