高円宮妃久子さま、承子さまが佐賀に 県内各地で国スポ観戦、うれしの茶のもてなし体験も
高円宮妃久子さまと長女承子さまが、佐賀国スポと地方事情視察のために佐賀県を訪問された。久子さまは8日、弓道とレスリングを観戦後、嬉野市では茶の楽しみ方を提案する「ティーツーリズム」の取り組みを視察。承子さまも7、8の両日、基山町や鹿島市、玄海町の卓球やアーチェリーなどの会場を訪れた。 久子さまは、多久市緑が丘弓道場で弓道を、嬉野市中央体育館U―Spoではレスリングを観覧。嬉野市の温泉旅館「和多屋別荘」では、「うれしの茶」のもてなしを体験された。 茶を入れた茶農家北野秀一さん(44)によると、「うまみをだすための工夫は」などと質問され、釜炒(い)り茶について「初めて味わうお茶の香りですね。勉強になりました」と話された。 承子さまは、基山町では卓球競技を観戦。解説した日本卓球協会の宮﨑義仁専務理事によると、承子さまは卓球経験があり「ペンホルダーが少なく、女子のカットマンがある程度多いですね」と述べたという。 久子さまは、10日まで伊万里市や有田町、佐賀市、唐津市で競技を観戦する。(市原康史、栗林賢)
市原康史,栗林賢