不同意性交容疑で逮捕の佐野海舟が釈放…所属事務所を通じ謝罪「深く反省しております」
日本代表MF佐野海舟(マインツ/ドイツ)が29日に所属事務所を通じてコメントを発表。不同意性交容疑で逮捕されたことに端を発する一連の騒動を謝罪した。 現在23歳の佐野は2019年に米子北高校からFC町田ゼルビアへ入団しプロキャリアをスタートさせた。初年度から公式戦22試合に出場し、その後もボール奪取に秀でるボランチとして評価を高めると、2023年には鹿島アントラーズへ完全移籍加入。約1年半の在籍期間で公式戦通算57試合に出場し、昨年11月に日本代表デビューを果たした23歳は、今夏にブンデスリーガのマインツと4年契約を結び、自身初の海外移籍を果たした。 しかし、マインツによる加入発表からわずか11日後の今月14日に30代女性に対する不同意性交の疑いで逮捕され、3日後に複数メディアの報道によってその事実が明らかに。これを受け、マインツと前所属の鹿島アントラーズは17日に公式声明を発表。日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は翌日の会見で「代表選手に対して、再度教育していく必要があると考えているし、しっかり取り組んでいきたい」と言及していた。 そして29日、佐野の所属事務所は同選手が釈放されたことを発表。佐野本人は事務所を通じて次のようなコメントしている。 「この度は、私の行動によって被害者の方に多大なご迷惑をかけてしまった事を心よりお詫び申し上げます。また、ファンやサポーター、関係者の皆様に対しても、ご期待を裏切り、ご迷惑をおかけしましたことを深く反省しております。現在、私は自分の行動の結果を真摯に受け止め、何をすべきか、一歩一歩前進し、信頼回復に努めていこうと考えております。この度は誠に申し訳ございませんでした」
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