在宅勤務で「オフィスチェア」を購入!→賃貸なのに床が傷だらけに!? 退去時の「敷金」はどうなる? 修繕費用は誰が負担するの?
賃貸の傷ついた箇所を自分で修復するのはアリ?
「敷金が返ってこなくなるくらいなら自分で修繕したほうがまし」と考えている人もいるでしょう。しかし、自分で修復するのは可能な限り控えたほうがよいでしょう。 賃貸物件は入居者ではなく大家など管理者が管理するものです。借りている部屋を勝手に手直ししたり修繕したりするのは、望ましくありません。 生活レベルでつくような目立たない傷であれば気にする必要はありませんが、オフィスチェアやデスクの設置によって数箇所でのへこみや目立つような傷、壁紙の破損などが発生してしまった場合は、正直に大家・管理者へ相談するとよいでしょう。
まとめ
オフィスチェアの利用は仕事上のものであり、毎日使っていれば多少の傷がつく場合もあるでしょう。とはいえ、余計な支出をしたくないならできる限り傷はつけたくないもの。チェアマットやカーペットを敷いたり、キャスターのないチェアにして脚カバーをつけたりといった対策をしておきたいところです。 退去時に敷金が満額で返ってくるよう、在宅勤務での机や椅子での傷には十分注意しながら仕事に臨みましょう。 出典 法務省 2020年4月1日から賃貸借契約に関する民法のルールが変わります 執筆者:石上ユウキ FP2級、AFP
ファイナンシャルフィールド編集部