【写真：2024 年アジアサッカー連盟 (AFC)】

　サッカーU-23韓国代表は、現地時間16日にAFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選・グループB第1節でU-23UAE代表と対戦した。試合は1-0で韓国代表が勝利している。韓国メディア『OSEN』は、同組のU-23日本代表との試合を前に勝利を挙げたこの試合の重要性について指摘していた。 【グループリーグ順位表】AFC U-23アジアカップ カタール2024 　今回のU-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選は、上位3チームにパリ五輪の本戦出場権が与えられる。10回連続の本戦出場を狙う韓国代表にとっては、初戦のUAE代表戦は非常に重要な意味を持っている試合だった。 　前半でボール支配率69%を記録するほどUAEに対して優勢に試合を進めた韓国代表だったが、なかなかゴールを奪えず後半戦を迎えた。後半も相手の固い守備に阻まれそのまま試合終了を迎えると思われたが、87分に均衡が破れる。 　韓国代表はDFイ・テソクのコーナーキックからFWイ・ヨンジュンが頭で合わせて、今大会初ゴールを決めた。試合終了間際のゴールを守り切って、韓国代表は1-0でUAE代表に勝利している。同メディアは、「韓国は今大会、日本・UAE・中国と同組になっている」と述べた上で、この試合の勝利の重要性を次のように語っていた。 「マナーのないサッカーで有名な中国は負担の大きいチームであり、第1節の勝利は切実なものだった。ベスト8でA組のカタールまたはオーストラリアと当たる可能性が高い中で、今後のことを考えるとB組1位は必須である。この日負けた場合、中国・日本とすべて勝たなければいけなかったので、いばらの道を歩くことになっていただろう」 　U-23韓国代表は、グループB第2節でU-23中国代表、第3節でU-23日本代表と対戦する。