「ディズニーのクルーズ船」就航前にお手柄!? 米沿岸警備隊の救助に協力 日本も導入の“超巨大船”
迅速に救命ボートを出動させる
アメリカ沿岸警備隊は2024年11月10日、バミューダ諸島沖約425マイル(約684km)で故障した双胴船「セレニティ」の乗組員を、付近を航行していたディズニー・クルーズラインの客船「ディズニー・トレジャー」と連携して救助したと発表しました。 【船デカッ!】これが、救助を行う「ディズニー・トレジャー」です(画像) 同海域を担当していた米国沿岸警備隊第5管区の報道官によると、「セレニティ」は避難ハッチのガスケットが吹き飛ばされ、航行能力を失い、浸水も発生していたそうです。 現場には、沿岸警備隊の哨戒機であるHC-130が急行。救助に協力してくれる船が付近にいないか確認したところ、「ディズニー・トレジャー」がそれに応答し、同船の救命ボートを出動させたそうです。 この迅速な対応により、「セレニティ」に乗船していた4人は全員無事でした。なお、「ディズニー・トレジャー」は、ディズニー・クルーズライン6隻目となる新造船で、2024年12月21日から客船として就航予定です。14万トンクラスの「ディズニー・ウィッシュ」級クルーズ船で、同クラスのクルーズ船を日本に導入することをオリエンタルランドが発表済み。日本船籍としては例のない巨大船となる見込みです。
乗りものニュース編集部