【韓国】7月の出生数8%増、17年ぶり高水準
韓国統計庁が25日発表した2024年7月の人口動向によると、出生数は前年同月比7.9%(1,516人)増の2万601人だった。7月の増加幅としては07年(12.4%増)以来の高水準となった。 新型コロナウイルス感染症の流行でずれ込んでいた結婚時期が22年8月から23年上半期に集中したことが、出生児の増加に影響したとみられる。 地域別に見ると、忠清北道と済州道、江原道を除く全ての市・道で増加した。一方、1~7月の出生数は13万7,913人と前年同期に比べ1.2%減少した。4月と5月、7月は前年同月より増えたものの、それ以外の月では減少した。 ■57カ月連続で人口自然減 7月の死亡者数は0.4%増の2万8,240人で、人口全体では7,639人の自然減。19年11月から57カ月連続の減少となった。また、婚姻数は32.9%増の1万8,811件、離婚件数は5.9%増の7,939件だった。