黒毛和牛カルビが528円!「焼肉あみやき亭」はなぜ安い?新業態の激安ステーキ店「感動の肉と米」 の人気の秘密とは
爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』。今回は、愛知が誇る2大肉チェーン「焼肉あみやき亭」&「ステーキのあさくま」に密着!人気の秘密に迫ります! 【動画】肉の脂が噴火のようにはじけ飛ぶ!?山盛りの肉を鉄板に広げて味わう「ヴォルケーノカルビセット」はこちら【1時間2分46秒~】
「国産霜降り風うす切」が418円!安さの秘密とは?
「焼肉あみやき亭」は、愛知県春日井市発祥の焼肉チェーン店。東海3県に81店舗を展開し、焼肉チェーン店の店舗数では東海地方ナンバーワン!どのお店も週末は1時間待ちが当たり前の盛況です! 人気の理由は、安くておいしい国産牛。「国産霜降り風うす切」は418円、「黒毛和牛 味わいカルビ」は528円と、相場の半額ほどの値段!他にも、弾力ある歯ごたえがおいしい「国産焼レバー」は330円、食べごたえのある食感が人気の「国産新鮮トンチャン」は319円、「国産牛トロホルモン」は429円と、お値打ちなお肉ばかり! あみやき亭は、肉の種類だけで約40種類。春日井本店で、好きな肉の部位・最新人気ランキングを調査しました。3位は「牛ハラミ」。さっぱりした食べやすさが人気です。2位は「牛上塩タン」。注文を受けてから厨房でスライス。薄切りなのに味が濃いのが特徴です。1位は「黒毛和牛特選カルビ」。黒毛和牛の極上の霜降り肉だけを厳選した、あみやき亭の看板メニューです。 あみやき亭で取り扱う肉の約8割は国産牛です。安さの秘密を探るため、番組は春日井市にあるあみやき亭のセントラルキッチンに潜入!中に入ると、早朝からたくさんの人が働いていました。朝8時の出荷に合わせ、30人態勢で肉をカットしているとのこと。 あみやき亭の各店舗では、閉店後に翌日の肉を発注。セントラルキッチンでは81店舗分の肉を、その日使う分だけカットします。その日の分だけ切ることで、新鮮な肉を提供でき、肉を一括で仕入れられるので、安さを実現できるそうです。 カットする肉は、多い時で1日10トン。機械だと廃棄ロスが多くなるため、手作業で一切れ一切れ、カットしています。肉を1%(100kg)、無駄なく商品に使えたら、カルビだと1000人前も多く販売できるのだとか。 スタッフが勢ぞろいする午前10時には、経験豊かな100人のパートさんが肉をカット。規定の重さより多くても少なくても廃棄ロスになってしまうため、正確なカットが必要とのこと。包丁歴18年の河崎さんは、規定量(10g~14g)通りに素早く肉をカットしていきます! 国産牛の原産地の表示を見ると、日によって地域が違います。仕入部マネージャーの江刺家さんによると、毎週、バイヤーたちが全国各地の食肉業者を回り、国産牛を確保しているそうです!足しげく通うからこそ、お値打ちな肉が手に入るのだとか。 あみやき亭創業者の佐藤啓介会長は、73歳の今も毎朝5時に、まだ誰もいない本社オフィスに出社するのが日課。朝イチのセントラルキッチンをチェックし、廃棄ロスの量を確認します。チェックポイントは、いかに無駄をなくしてコストを下げられるか。全ては国産牛をお値打ちに提供するためとのこと。 佐藤会長は3年前、セントラルキッチンの隣に激安直売所「お肉の工場直売市」をオープン。値段を見ると、炒め物用の国産牛が100g税込106円!他にも、宮崎県産黒毛牛の中落ちカルビが100g税込355円、国産黒毛牛のバラ肉が100g税込322円と激安!あみやき亭用に肉を大量に仕入れるため、価格が抑えられ、セントラルキッチンの隣なので輸送コストもかからないのだとか。買い物をした人には、冬季は豚汁の無料サービスも!※値段は取材時のもの