【新型レクサスLC】フラッグシップスポーツのLCに2025年モデルが登場。LC500はボディ剛性強化、コンバーチブルはビスポークビルドが充実だ!
先行して北米仕様発表。さて、国内一部改良モデルはどうなる?
アンテナ感度の高いレクサスマニアの方々はすでにご承知かと思いますが、北米仕様の2025年モデル「レクサスLC」が発表されました。円安とはいえ北米価格を見る限りプライスアップは避けられなかった模様。予想するに日本価格はザックリ20万円台の上昇と考えてよさそう。 この記事の他の画像を見る
早速、ブラッシュアップの内容を見てみましょう。もっとも変化があったのは5Lの自然吸気V8エンジンを搭載した「LC500」です。出力自体は変わらぬものの、前後床下にフロアブレースを追加し剛性アップ。同時にサスペンションを最適化することで、より高いコーナリングフォースが発生するような状況でも的確なハンドリングを提供するといいます(意訳)。
オプションのスポーツパッケージにはパフォーマンスダンパー付きLSD、強化型ブレーキパッド、アルカンターラ採用のシートなど、サーキットなどでスポーツ走行を楽しむためのメニューを用意。クーペボディを選ぶなら、つい欲しくなる追加予算アイテムです。
マルチステージハイブリッドシステムを採用した「LC500h」は、パワートレインの説明に終始した印象で2024年モデルとのパフォーマンス上の変更は見受けられませんでした。しかし、純内燃機モデルとのキャラクター分けがより鮮明になったと思います(感想)。なお、スポーツパッケージを選ぶとカーボン製のスカッフプレートが装備されるとのこと。
「LC500コンバーチブル」の変更点は、レッドとブルーのソフトトップがビスポークビルドパッケージ専用オプションとして追加になったこと。これでブラックとサンドを合わせ4色設定に。無論、ボディカラーにり設定が変わりますから、北米仕様のデータでも日本仕様の参考になると思います。
2025年モデル共通のアップデートはボディカラーに新色「イリジウム」を追加したこと。また、セーフティ面では「Lexus Safety System+ 2.5」を継続採用。 結果的に3.0へのアップデートは見送られたようです。あくまで個人的想像ですが、レクサスが考えるドライビングシグネチャーと両立させるには電装系そのものを差替える必要があるのかもしれません。