磯村勇斗主演『若き見知らぬ者たち』インターナショナルビジュアル公開 メイキング映像も
10月11日に全国公開される磯村勇斗主演映画『若き見知らぬ者たち』のインターナショナルビジュアルとビジュアルメイキング映像が公開された。 【写真】『若き見知らぬ者たち』カンヌ映画祭ブース 本作は、『佐々木、イン、マイマイン』を手がけた内山監督の商業長編デビュー作。監督自ら脚本も手がけたオリジナル作品で、フランス、韓国、香港、そして日本の4つの国と地域での共同製作映画となった。 風間彩人(磯村勇斗)は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母、麻美(霧島れいか)の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく、借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との小さな幸せを掴みたいと考えている。しかし、彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう。 公開されたインターナショナルビジュアルは、主演の磯村をはじめ、共演の岸井ゆきの、福山翔大のメインキャスト3名を捉えたもの。国内外でのグローバルな展開に向けた本ビジュアルは、PARCOやCOMME des GARCONSの広告などを手掛け、東京ADCや東京TDCグランプリなど数々の広告賞を受賞してきた井上嗣也がアートディレクターを担当。フォトグラファーには、東京ADCグランプリやNY ADC photographer部門金賞などを受賞している吉田多麻希を起用している。そんな本ビジュアルのコンセプトは、「苦悩・葛藤・貧困・意思・肉体・優しさ」。プレッシャーや苦悩を象徴した黒い泥を浴びながらも、個人それぞれの強い意志を感じる3人の眼差しを切り取ったデザインとなっている。 映画『若き見知らぬ者たち』ビジュアル撮影メイキング映像 ビジュアル撮影のメイキング映像では、顔に黒い泥のペイントをかけられ、強風を浴びながら写真を撮影される磯村、岸井、福山の姿が映し出されている。撮影後には、福山が「あの風が、色々と理不尽なことが起きるこの映画の物語そのものだなと感じ、この風に立ち向かいたくなりました」とコメントしている。
リアルサウンド編集部