セグロウリミバエの被害が本島中部でも確認 県が家庭菜園におけるウリ科農産物の栽培自粛を求める
沖縄テレビ
ウリ科の農作物に寄生して被害をもたらす害虫が本島中部でも確認されたことを受けて、県は、まん延防止にむけて家庭菜園でウリ科の農作物の栽培自粛を求めています。 ゴーヤーやかぼちゃなど、ウリ科の農作物に被害をもたらす害虫・セグロウリミバエは、2024年3月に本島北部で初めて確認されていて、県や市町村などが防除に取り組んでいました。 これまで、発生が確認された地点で殺虫剤を撒くなど対策を講じてきましたが、11月末には、本島中部のうるま市でも個体が確認されました。 沖縄県農林水産部病害虫防除技術センター伊禮信所長(※禮はネに豊) 「本種を定着させないためには、農家や農業関係者のみならず家庭菜園における防除対策の徹底が重要です」 県は、農家に対して侵入や防除対策の徹底を促すほか、家庭菜園においては、ウリ科の農作物の栽培を控えるよう呼びかけています。 また、被害が疑われる農作物などを見かけた場合には、速やかに関係機関に連絡してほしいと呼びかけています。 連絡先・沖縄県病害虫防除技術センター 098-886-3880 北部農林水産振興センター農業改良普及課 0980-52ー2752 中部農業改良普及センター 098-894-6521
沖縄テレビ