元ヤクルトの由規がBCリーグ埼玉で現役引退を発表「無我夢中で駆け抜けた17年間でした」
プロ野球独立リーグのルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズは8日、元ヤクルトの由規投手兼任コーチ(34)が退団し、現役を引退することを発表しました。 【2012年の画像】ヤクルト時代には暴力団排除に貢献したとして、警視庁から表彰もされた由規投手兼任コーチ 2007年に高校生ドラフト1巡目でヤクルトに入団した由規投手は、18年オフにヤクルトから戦力外通告。19年からは楽天に移籍して2年間プレー。21年からは舞台を移し、BCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズでプレーし、昨年は台湾リーグの楽天モンキーズで海外挑戦。17年間プレーを続けました。NPB通算では91登板で32勝36敗、防御率は3.66の成績です。 現役引退に際し、由規投手は「今季で現役を引退する決断をしました。現役のほとんどが怪我ばかりで苦しい時間を多く過ごしましたが、リハビリに耐え掴み取った1軍でのマウンドは僕にとって何よりも嬉しく最高のご褒美でした。NPBで13年。独立リーグで4年間。無我夢中で駆け抜けた17年間でしたが、ファンの方々の応援がなければここまで頑張る事はできませんでした。ファンの皆様の歓声と声援は一生忘れません。どんな時でも背中を押して頂きありがとうございました」と球団を通じファンへの感謝をつづっています。