アニモカとスクウェア・エニックスNFTプロジェクト「SYMBIOGENESIS」が提携──Web3エコシステム拡大へ覚書締結
アニモカブランズ(Animoca Brands)が展開するWeb3インフラ「Mocaverse」と、スクウェア・エニックスのNFT(非代替性トークン)プロジェクト「SYMBIOGENESIS」が、Web3へのユーザーオンボーディング加速を目的とした覚書を締結した。 Mocaverseは、アニモカブランズが開発したWeb3サービスの共通グロースインフラネットワークだ。一方、スクウェア・エニックスは「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」で知られる日本のゲーム大手で、「SYMBIOGENESIS」は同社初のNFTコレクティブルアートプロジェクトとなる。 関連記事:スクウェア・エニックス、NFTプロジェクト「SYMBIOGENESIS」を正式開始 この提携により、「SYMBIOGENESIS」のユーザーは、Mocaverseの「Moca ID」(オンチェーンデジタルアイデンティティ)と「Realm Points」(ポイントシステム)を通じて、アニモカブランズの540を超えるポートフォリオ企業やパートナーが集まる「Moca Network」にアクセスできるようになる。 同時に、Moca Networkの180万人以上のユーザーは、「SYMBIOGENESIS」のコンテンツにシームレスにアクセスできるようになる。 「SYMBIOGENESIS」は、1万点のNFTと独自のストーリーテリングを組み合わせた新しいエンターテイメント形式を提案している。NFT保有者は異なる物語を体験でき、コミュニティと協力してゲームを進行する。 |文:栃山直樹|画像:リリースから
CoinDesk Japan 編集部