世代を超えて長く使い続けられる、一生物を探して。GINZA松創で出会ったジュエリーボックス
希少な木材と職人技が光る木の宝石箱
唯一無二の大切なジュエリーを収納するには、それに見合った美しいケースが欲しいもの。 写真の「アネモネ」は、それ自体が宝石のようなジュエリーボックスです(直径33×高さ7センチ)913万円。
木材は高額なヴァイオリンに使われるカエデ科の乳白色のホワイトシカモアと、マーブル模様のバーズアイ・メープル。これらを薄くシート状にスライスし、一枚ずつ手作業で染色し、各模様のパーツに重ね合わせることで天然の木目の濃淡を表現。
そして、樹脂を何層にも塗り重ねて光沢を出しています。これを手がけているのは、創業約170年の広島県府中市の高級家具ブランド「松創」。
創業時は桐簞笥などの婚礼家具が中心でしたが、今ではその技術力を生かして現代の暮らしに合った一生ものの家具を製作しています。
ショールームでは、さまざまな小型の引き出しタイプ、家具のようなチェストタイプが揃います。素材も豊富で、経年変化を楽しめるレザー素材も。どれも修理可能なので、世代を超えて長く使い続けられます。
GINZA松創 東京都中央区銀座4-8-4 三原ビル4階 TEL:03(6228)7482 (営)10時30分~18時30分 水曜定休 『家庭画報』2024年12月号掲載。 この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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